もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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14:1[sage saga]
2024/11/01(金) 18:50:03.41 ID:4JAHijIv0

 
 ピシャーン! ピシャーン!

でかい狼「キャインキャイン!」

ごせん像「おお、逃げて行った……一発も当たらんかったが。まあ正確に狙ってくる奴より、目ぇ瞑ってしこたま雷落としてくる奴の方がある意味怖いわな」

シャミ子「わ、わああああ! そこだー! そこかー! そこかしこにー!」

ごせん像「シャミ子、もうよいぞ。危機は去ったようだ」

シャミ子「そこにゃー! ……はあはあ、お、狼は……?」

ごせん像「逃げた。いろいろと課題はあるが、見事な戦いぶりだったぞ」

シャミ子「そ、そうですか……良かったぁ」
シャミ子「あっ、それよりもかみなりの杖! なんで夢の中じゃないのに使えたんでしょうか? というか、ごせんぞ使えること知ってました?」

ごせん像「賭けの部分もあったがな。お主、先ほどおやつタイムの杖を使っていたであろう? あれも本来は夢の中でなければ使なかった筈だ」

シャミ子「あー……」

ごせん像「おそらく魔力に関する理が微妙に違うのだろう。どうやらこの世界では杖の変形難易度が下がるようだな」

シャミ子「ほのおの杖、こおりの杖、天沼矛――ほ、ほんとだー! 夢限定のずるい武器シリーズが自由自在です!」

ごせん像「とはいえ、お主の魔力が上がったわけではないのだから、あまり調子に乗らぬ方が良いぞ。余の一族は大抵それで失敗するのだ」

シャミ子「肝に命じておきます……あっ。そうだ、さっきの女の子! あのー、無事ですかー!」



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