もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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136:1[sage saga]
2024/11/01(金) 21:53:50.31 ID:4JAHijIv0
 
以下おまけ 和解後の日常シーンをもっと入れる予定だったけど冗長になったのでやめたやつ



 
フェルン(ミカン様に美味しい果実をたくさん貰いました。フリーレン様とシュタルク様にも分けてあげましょう)

シュタルク『ふっ! ……こんな感じか?』

フェルン(シュタルク様の声が……声の感じからすると戦士としての修行中でしょうか。差し入れにはちょうどいいですね。一緒に食べましょう)

フェルン「シュタルク様、休憩を――」

桃「そうそう、やっぱり筋が良いね。基本が出来てるから飲み込みが早い。シャミ子だとこうは行かない」

シュタルク「そうか? 褒められると悪い気はしねえなぁ。素直に褒めてくれるタイプって周りにいないし……」

フェルン「! ……シュタルク様、いったい何をしているのでございますか?」

シュタルク「ああ、フェルン。モモの奴に向こうの武術を習ってるんだよ」

桃「双方に誤解があったとはいえ、かなり殴っちゃったからね。何かお詫びがしたいって言ったら……私のはかなり我流が入ってなんちゃって拳法だけど」

シュタルク「エイシュンケンっていうんだっけ? 拳がすげえ速いんだよ。最初の何発かは反応できなかったぜ」

桃「手数の多い拳法だからね……シュタルクは普通に武器を使った方が強いと思うけど」

シュタルク「手札が多いにこしたことはねーだろ。武器が手元に無かったり、それこそこの前みたいな閉所での戦いなら役に立つだろうし」

桃「まあその頑丈さなら付け焼き刃の徒手格闘でも十分武器になるか……」

シュタルク「よーし。桃、組み手やろうぜ! うちのパーティの前衛って俺だけだからさ、こういう機会って全然無くてつまらねーんだよ」

フェルン「!」

桃「そういえば最近は私も自主練やシャミ子のトレーニングに付き合うくらいだったからな……よし、怪我しない程度にやろうか」

シュタルク「よっしゃ! それっじゃこっちから行くぜ!」

フェルン(あんなに接近して……手をねじったり脚をねじったり……)

シュタルク「……ふう、いい汗かいた。あ、ところでフェルン、喉渇いたんでよければそのオレンジ……」

フェルン「えっち」

シュタルク「なんで!?」



◇その日の夜 宿代わりに借りた寄り合い所

フェルン「1……2……3……」

フリーレン「フェルン、何やってるの?」

フェルン「腕立て……伏せ……で……ござい……ます……っ!」

フリーレン「……なんで?」

フェルン「はぁはぁ……っ、私が、身体を鍛えては、いけませんか?」

フリーレン「いや、いけなくはないよ。好きなだけ鍛えるといいよ」

フリーレン(なんか怖いな……関わらないでおこう)



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