もしもシャミ子が葬送のフリーレンの世界に飛ばされたら
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128:1[sage saga]
2024/11/01(金) 21:39:30.77 ID:4JAHijIv0

 
◇エルンスト地方 街道

フリーレン「よし、ここなら見晴らしもいいし、魔物が隠れられる遮蔽物もない。休憩がてらお昼にしようか」

シュタルク「ようやく昼飯かー……といっても、またあの堅いパンなんだろうけどよ」

フリーレン「でもこの前買い出しをしたばかりだしね。食料担当だったフェルンが何か美味しいものを仕入れてくれたかもしれないよ」

シュタルク「マジで?」

フェルン「残念ですが、大したものは売っていませんでしたよ。調味料は塩と香草くらいしか補充できていません」
フェルン「ドライフルーツなども売るほどの量は出回ってないみたいで……というわけで、今日もパンです」

フリーレン「じゃあ今日もパンに塩かけて食べようか……」

シュタルク「上げて落とされた……これ口の中ぱっさぱさになんだよな……」

フェルン「……なんでしょう、これ?」

フリーレン「どうしたの?」

フェルン「見てください、鞄の中にこんなものが」

シュタルク「!? すげー! めっちゃでかいグレープフルーツだ! 子供の頭くらいねーか!?」

フリーレン「見たことない種類だな……フェルン、それをどこで?」

フェルン「私は記憶にありません。お二人のどちらかでは?」

フリーレン「私じゃないよ」

シュタルク「そもそも食料担当はフェルンだったろ?」

フェルン「それはそうですが……こんなもの買った覚えはありませんよ」

フリーレン「そもそも北部高原じゃこんなもの出回らない筈だ」



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