【ダンガンロンパ 】ダンロンでほのぼのと百合百合したい2
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47: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/08/27(火) 01:32:36.15 ID:inNpO9Kb0
七海 「次は格ゲーをしてみようか」

七海 「NPC相手なら、レバガチャしてるだけでも、倒せてゲームしてる感あるからね」

セレス 「格ゲーですか。初めて触れますわ」

七海 「そうだろうなって思ったから選んだよ」

 お金を投入する前に、操作の説明をする。

七海 「このレバーがキャラクターの移動で、上はジャンプで、下はしゃがむよ。斜め入力もあるからね」

七海 「こっちのボタンは攻撃ボタンだよ。これが弱パンチ、こっちが強パンチ」

七海 「これが弱キック、こっちが強キック」

七海 「攻撃ボタンをふたつ同時に押したら投げ技が出るよ」

七海 「コマンドは難しいから、まずは移動レバーをいろいろ動かしながら攻撃ボタン押してたら、なんらかの攻撃ができて、気になるコマンドを覚えてみるとかしてみてね」

 セレスさんはコントローラーを見つめた後、コインを投入する。乱入拒否設定を忘れずに。

セレス 「キャラクターセレクト……動物などもいるんですのね」

七海 「気になるキャラはいる?」

セレス 「この方にしましょうか」

七海 「女性ユーザーに人気のイケメンキャラかー。セレスさんらしいね」

セレス 「ルッキズムは大事ですわ」

七海 「私はステータスと使い易さかなー。でも、推しをつくって一途に極めてみるのもいいと思うよ」

 バトルが始まると、セレスさんは画面とコントローラーを交互に見ながら、一生懸命に手と指を動かす。技の確認をしてるみたい。

七海 (セレスさん、センスありそうだなー)

 そんなことを考えながらニコニコ眺めていた。6戦目で負けてしまった。

セレス 「ま……け……?」

 呟いたセレスさんの声色が空虚で、スゴく怖い。表情も目が、目が怖いっ!! 殺意が! 殺意が!!

七海 「でも、セレスさん、格ゲーのセンス有るよ! バックで距離をとるなんて、初心者はしないよ?」

 私の声が聴こえているのかないのか、セレスさんは無言でコンテニューの小銭を投入する。

七海 「あ」

セレス 「コイツをブチのめすまでは帰れませんわ」

七海 「……」

七海 (ここで勝っても、まだ後4戦あるからなぁ……千円超しそうだったら、さすがに止めよう)

七海 (放っておいたら、筐体が引き出せない貯金箱になっちゃいそうだもんね)

 その後、なんとか6戦目は千円を越す前に超えられたけど、7戦目でやっぱり負けて、投入する手を掴んでストップをかけた。


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