【ダンガンロンパ 】ダンロンでほのぼのと百合百合したい2
1- 20
46: ◆AZbDPlV/MM[saga]
2024/08/26(月) 20:56:28.69 ID:DI0untT80
七海 「Xはここかなー? Yはー……ここでー……うん、いいかも!」

 開いた方腕が輪っかに通って、閉じた時に爪でぶら下がって持ち上がることを想定した位置どり。これでいけるハズ!

セレス 「なるほど……アームが開いたときのこと、というのはこういうことですのね」

 計算どおり、アームは輪っかを捉えて、そのまま運ばれて受け取り口で落とされる。景品ゲットだぜ!

セレス 「意外と繊細なのですね。感心しました」

 興味深く取れた景品と筐体とを、視線を交互に移す。

七海 「クレジットまだ5回余ってるから、セレスさんどうぞ」

セレス 「え」

七海 「1回で諦めるなんて、セレスさんはしないよね?」

セレス 「ふふっ。このクレジットは布教のための投資ですか?」

七海 「えへっ、そうだよ。さすがはセレスさん」

セレス 「でしたら、楽しませていただきましょうか」

 セレスさんは再び筐体に向かい合う。私がしていたように、アームの片腕だけを輪っかに通すと、閉じたアームが輪っかにみごとに引っ掛かった。

セレス 「獲れましたわ!」

 普段のセレスさんのポーカーフェイスで見せる笑顔と違って、抑えきれない高揚感があるのがよく解る。頬が紅潮していて、可愛いなぁ。

七海 「スゴい! セレスさん、飲み込みが早いね!」

 お世辞でもなんでもなくて、素直な賛辞。それが解っているからか、セレスさんもいつもより嬉しそうに微笑んで

セレス 「ありがとうございます、七海さん」

 私と色違いの人形を抱きながら、セレスさんがお礼を述べる。これは人形といっしょに、レアなセレスさんまでゲットしちゃいましたな!

七海 「なんのなんのー。クレジット移してもらって、他のも挑戦してこー」

 通りすがりの店員さんを捕まえて、別のクレーンゲームも楽しんだ。





<<前のレス[*]次のレス[#]>>
49Res/38.49 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice