映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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44:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 23:48:13.07 ID:e+s7r/2n0
「映画の評判は割と良いみたいだな」
ちらほらと飛び込んでくる感想は賞賛のものが殆どだった。
「そうみたいですね」
「上映料を取ればよかったって監督が嘆いてたよ」
これでもう午後はビラ配りをする必要もないだろうな
「次回作まで期待されちゃいましたね」
「ああ。だけどまあ、映画は今回限りだろうな」
「そうなんですか?」
ヒツジは少し上擦った声を出した
「元々、卒業前に何かやりたかっただけなんだ」
来年からは就活が始まる、俺も研究会で活動することは少なくなるだろう
「最後にいい思い出ができてよかったよ」
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