映画の脚本を書いて、ひとりの女の子と出会った話。
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45:名無しNIPPER[saga]
2024/08/15(木) 23:49:37.99 ID:e+s7r/2n0

「もう脚本は書かないんですか?」

「さあ、どうだろう」
正直なところ、もう書く気はなかったけれど
彼女にそれを伝えるのはどこか気が乗らなかった

「研究会にはたまには顔を出すよ」

「そうですか」
ヒツジはそう言うと、やけにしおらしくなって
どこか遠くを見つめていた。




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