【安価コンマ】オリウマ娘と共に Part2
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315: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/10/17(木) 02:17:24.47 ID:GphOy83Z0
パピヨン「っ……ぁあああああああああああああああ!!!!!」

叫ぶ、自分の力全てを出し切るために。スピードもスタミナも全て限界を超えて出し切って、最後に出せるものは――ギリギリの根性だけだった。

負けたくない、絶対に勝ちたいという想い。ステラライムに絶対に負けないという想い一つで――駆ける。駆ける。駆ける!

ライム「やぁあああああああああああああ!!!!!」

後ろから近づいてくるステラライムの声。先頭は、先頭はアタシのものだ……!絶対に奪わせてたまるものか……!

心臓が爆発しそう、息が苦しい、今にもぶっ倒れそうな体を、根性で動かして――全力で突き進む。

――ずっと続いてほしいと願ったレースにも終わりがくるものだ。


パピヨン「あ"ぁ"あ"あ"ぁ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!!」

ライム「っ―――ぁああああああああああああああああああ!!!!!」


――――青いウマ娘が、一瞬だけアタシと並ぶ。そして、瞬き一つする間に――アタシの視界が、一瞬だけ青く瞬いた。

"――ステラライム!ステラライム先頭!ステラライム先頭!ぐんぐんぐんぐん突き放す!これはシルヴァーパピヨン追いつけないか!?"


パピヨン「――――っ」

誰もいない景色に――青い星が流れてくる。

――ああ、くそ、くそっ……!なんで、こんな、こんなにさぁ……!

――――悔しいなぁ……!悔しいなぁ!

――――楽しいなぁ……っ!




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