149: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/08(日) 22:25:02.52 ID:10YC/HPg0
『……お風呂頂いたよパピヨン』
パピヨン「ふぇっ!?ぁ、お、お兄さん!の、ノックくらいしてよ!バカ!」
『あ、ああ悪い!気を付けるよ……』
――お風呂から上がり、寝間着も借りて自分はパピヨンの部屋に入る。
パピヨンの部屋はそれはファンシーというか女の子らしい部屋だった。沢山のぬいぐるみに……テレビのCMとかでしか見ないようなどでかいクマのぬいぐるみ。それと机の上には沢山の尻尾ケアの道具が。
……ふと、パピヨンから視線を感じる。誰よりも先にお風呂に入り、ふわふわとしたピンク色のパジャマに着替えたパピヨンが、ぬいぐるみを抱きしめながらベッドの上でこちらを見ている。
パピヨン「……変態。勝手に部屋ジロジロ見ないでよ。ロリコン」
『そ、そうだよな。悪い、キミのお父さんとお母さんが寝たら廊下で寝るようにするよ』
パピヨン「はぁ!?そ、そんなこと言ってないじゃん!廊下で寝るとか風邪ひいちゃうよ!」
『…………そ、そうだな』
……だめだ、何をしても何か言われる気がする。
パピヨン「…………そこ、そこに布団敷いてあるから、寝るときはそこで寝てよね」
『……ありがとう』
しょうがない、今日はもう寝てしまおう。さっさと眠ってしまって、明日の朝早くに帰ろう……。
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