148: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/08(日) 22:22:31.33 ID:10YC/HPg0
パピヨン「いや、その……ぅ………………」
『……へっ』
顔を赤くして、口をパクパクするパピヨンがなんと言うのかハラハラしながら待っていると。ぎゅっ、とワイシャツの袖口をつかまれる。
……涙目の上目遣いで、何か自分に訴えかけるように自分を見つめてくるパピヨン。
パピヨン「…………あ、アタシは……別に、そんなつもりないけど…………も、もう遅いし暗いし……きょ、今日くらいは……」
パピママ「あらあらあらあら〜!まあまあまあまあ〜!」
パピパパ「……と、言うわけらしいです。トレーナーさん、急なお願いになってしまいますが今日我が家に泊まることは……」
『……あ、あー……そ、そうですね。じゃあ、お言葉に甘えて……』
なんだかとても嬉しそうなお母さんと、申し訳なさそうなお父さんに負けて了承してしまう。……まあ担当ウマ娘とトレーナーの関係だ、こういうこともきっとあるのだろう。
都市伝説を少し思い出すが……まあ、こんなに優しそうな人たちだ、そんな怖いことにはならないだろう。
パピママ「それじゃあ早速お布団の準備をしましょうか〜。えっと客室……はちょっとだいぶ使ってないですから、パピヨンちゃんのお部屋で良いかしら〜?」
『は?』
パピヨン「はっ!?」
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