150: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/09/08(日) 22:25:48.06 ID:10YC/HPg0
『…………』
パピヨン「…………っ」
――――顔が熱い、心臓のドキドキが止まらない。あのお兄さんが、お兄さんが……ア、アタシの部屋で……寝てる。
というかお兄さんが部屋に入ってきたときがヤバかった。お風呂上がりのお兄さんとか初めて見たし変な声が出ちゃいそうだった……ギリギリ堪えれたけど。
……ママが言ってた言葉を思い出す。
パピママ『――パピヨンちゃんあのトレーナーさんのこと好きでしょ〜?』
パピヨン『はっ!?はっ……なっ、ま、ママ!?な、なに意味わかんない!』
パピママ『ふふっ、そりゃあんなに好き〜な視線向けてたらママも分かっちゃうわよ〜。私にも経験あるし……ね、今日はトレーナーさんと距離を縮めちゃいましょ〜?』
あんまりママを悪く言いたくないけどバカだと思う。きょ、距離を縮めるって……いやいや、いやいやいや!
『……まだ寝ないのか?』
パピヨン「ひぅ!?も、もう寝るって……」
――――お、お兄さんとおんなじところで寝るって、ど、どどどうしよう……!ね、寝れる気がしないんだけど……!
てかお兄さんこそ早く寝てよ!
パピヨン「…………ぅ」
……ま、まあ飛行機でも隣で寝たし……そ、そう考えれば普通かも!余裕余裕!
それにお兄さんごときにドキドキとか……気のせい気のせい!あ、あはは……。
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