30: ◆L6OaR8HKlk[sage saga]
2024/06/30(日) 00:05:25.64 ID:acICW3jd0
城門を右手に三十分ほど歩き、五十鈴が見つけた裏口とやらの場所に辿り着く
そこには入口となる門も扉もなく、ただ石造りの城壁が聳え立っているだけのように見えるが―――――
瑞鶴「うん、やっぱりここだけ材質が違う」
五十鈴「本当だ。色は似てるがこれは……木材だな」
初月に続いて城壁に触れてみると、滑らかな石壁とは明らかに違う、ささくれ立った木の感触がする。ここで間違いないだろう
問題は、これをどうしたら裏口として機能するのかだ。開けゴマとでも唱えろってか?
( T)「なんだっけあれ……アリババと数万人の盗賊だっけ?なんか呪文あったよね?」
初月「数万もいたらそりゃもう桓騎軍だろ……」
( T)そ「あっ、そうそう。ピリカピリララ ポポリナペペルト」
初月「おジャ魔女な」
瑞鶴「マハリクマハリタ?」
初月「ヤンバラヤンヤンヤンじゃなくてな」
五十鈴「テクマクマヤコンテクマクマヤコン……」
初月「ひみつのアッコちゃんでも無くて」
( T) 瑞鶴 五十鈴「「「おお〜」」」
初月「試すのやめな??????」
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