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2024/06/20(木) 18:50:45.20 ID:fkSEwG7V0
ルルーシュ「俺がやってきた事なんて……」
「全部……、無駄だったんじゃないかって……」
シャーリー「そんなことないよ!」
ルルーシュ「!」
シャーリー「少なくともルルがいなかったら、私は死んでた」
シャーリー「それに人が行動するときって、それが正しいと思って行動すると思うの」
「だからルルがナナちゃんを守ろうとした事も、ゼロになった事も」
「何一つだって間違ってなかったと思う」
シャーリー「後から考えれば幾らで方法なんてあったと思うけど」
「その時分かる範囲で、それでもなんとかしようとしてたんでしょう?」
「だからルルがやったことも、間違ってなんかいない」
ルルーシュ「シャーリー……」
ようやく上げてくれた顔は憔悴して、その目には涙が浮かんでいた。
彼の顔に両手を添え、そのまま胸の中に静かに、優しく抱きよせた。
右手で彼の頭をゆっくりと撫でる
シャーリー「今日は泣いてもいいから……、明日からまた頑張ろ」
ルルーシュ「ぐ……ッ……!」
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