132:1
2024/06/28(金) 19:22:26.90 ID:UByKE2zr0
これで数時間の猶予が生まれた。
その間に作戦を考える。次の本隊が相手では流石に単騎での攻略は難しいだろう。
ルルーシュ「シャーリー、すまないが何か情報があれば知らせてくれないか?」
133:1
2024/06/28(金) 19:23:59.22 ID:UByKE2zr0
相手の行動を予測し、策を練る。
幾つかの作戦を考えた結果、最も効果が高そうな作戦を選ぶ。
ポイントを選びに準備に掛かる。
まさか皇帝になってもこんな事をする破目になるとはな……。
134:1
2024/06/28(金) 19:24:38.02 ID:UByKE2zr0
カレン『なんで最初の仲間に私達を選んだのの?』
ルルーシュ「ああ、君たちが強奪した毒ガスの運搬車が事故を起こしただろ?」
「その時偶々近くにいて救助しようとしたら、車両が動き出してそのまま巻き込まれたんだ。」
135:1
2024/06/28(金) 19:25:06.03 ID:UByKE2zr0
カレン『……途中で切り捨てたり、使い潰そうとしたことは?』
ルルーシュ「最初の内はあった。もっといい人材がいるかとは思わなかった訳じゃない」
「でも君の母親の件があっただろう?」
「その時気が付いたんだ……、君も俺と同じだって」
136:1
2024/06/28(金) 19:25:42.52 ID:UByKE2zr0
???『ほほう、そんな事情があったのね』
ルルーシュ「シャーリー!?聞いてたのか」
シャーリー『私だけじゃないよ、騎士団の人達もね』
137:1
2024/06/28(金) 19:26:11.05 ID:UByKE2zr0
――――ペンドラゴン 作戦室
シャーリー「大丈夫かな、ルル達2人しかいないし」
ナナリー「そうですね、幾ら強くても2人では……」
138:1
2024/06/28(金) 19:26:39.96 ID:UByKE2zr0
――――ペンドラゴン 郊外
ルルーシュ「なんだ、最も愚かな手を打ったな」
謀反を起こした貴族の軍が襲来した。
139:1
2024/06/28(金) 19:27:06.34 ID:UByKE2zr0
手元のスイッチを押す。
彼らの真下から眩いほどの光が溢れ出す。
次の瞬間には轟音と爆風が、反逆者共を吹き飛ばす。
『まさか地雷を!』
140:1
2024/06/28(金) 19:27:35.57 ID:UByKE2zr0
ルルーシュ「凄いな、ここまで一方的だとは……」
カレン『終わったわね。いったん帰投しましょう』
ルルーシュ「そうだな」
141:1
2024/06/28(金) 19:28:20.77 ID:UByKE2zr0
ルルーシュ「……正直に言って分からない」
「俺が行動を起こした時のその時の俺は、これが正しいと思って行動をした筈だ」
「だからシャーリーを助けに行った事は俺の中では間違っていない」
「だが君やC.C.が同じような事が起こった時に、助けに行くかはその時の俺次第だ」
142:1
2024/06/28(金) 19:28:54.40 ID:UByKE2zr0
ルルーシュ「ただカレン、君に関しては……そうだな。尊敬している」
カレン『え?どういう意味?』
ルルーシュ「何があろうと戦い続けている君に対してだ。俺は力がないと言い訳していたからな」
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