947: ◆b0/EDFEyC136[saga]
2024/07/31(水) 23:51:44.14 ID:/YzgZ1zy0
ライム「わっ!ご、ごめんなさい!そんなに驚かれるなんて思わなくて……」
パピヨン「なっ、はっ、はぁ!?ラ、ライム!?」
何でライムがここに!?け、結構遅い時間だよ!?え、はっ、なんで!?
ライム「あはは……実は眠れなくて走りに来たんです。門限を過ぎているので本当はよくないことなんですけど……でも、こうして貴女に会えましたね」
パピヨン「……アタシもびっくりだよ。ほんと、色んな意味で」
ほんっと、一瞬ストーカーかと思っちゃった。滅茶苦茶ビックリしちゃって変な声出ちゃったじゃん、全く……。
パピヨン「アタシもだよ、眠れなくて外に出て……走る予定はなかったけど、何か走りたくなっちゃって」
ライム「ふふっ、お互い大事な時期ですもんね」
――そう言いながら笑うライム。そうだ、ライムはもうすぐフェブラリーステークスか……。
パピヨン「どう?自信のほどは。フェブラリーステークスでも勝てる?」
ライム「勝ちますよ、勝って勝って勝ち続けて……どんどん頂点に上り詰めて、それで、待っていますから」
……パピヨンさんも、マンティさんも。
ライム「ですから、パピヨンさんも頑張ってくださいね――――ドバイ。応援していますよ」
パピヨン「ん……言われなくても」
なんだかこっぱずかしくてそっぽを向く、それを見て微笑むライム。何その反応、ムカつくんですけど。
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