640: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/12(水) 00:27:18.00 ID:q8ximHrP0
マンティ「あ、ぱ、パピヨンさん……」
ライム「パピヨンさーん!こっちですよこっち!」
四人で集まって花火をしよう!ということになり、夜の砂浜に集まるアタシたち。どうやらアタシが一番最後に来たみたい。
パピヨン「んー、ごめんごめん。それで、花火は用意できたの?」
シルフィー「はい。宿舎に余っている花火が沢山あるみたいで、お願いしたらいくつか貰えました!」
嬉しそうに耳をぴょこぴょこさせているシルフィーの手には大きなビニール袋。その中に沢山の花火。
えーっとなになに?線香花火に、火花みたいな花火が真上にブシャーって出る奴、手に持つ花火……あ、打ち上げ花火もあるじゃん!
ライム「ふふ、パピヨンさんはこちらが夏祭りの時北海道ですから。ここで私たちだけで夏祭りの花火を先取りしちゃいましょう!」
パピヨン「え、なになに。もしかしてあのいきなりの花火発言ってアタシのこと考えてしてくれたの?え〜やっさし〜!」
もしかして、皆アタシのこと大好きなの〜?
マンティ「あ、えっと、わたっ。わたしは……!パピヨンさんが……一人だけ遠征なので」
ライム「そうですよ、一人だけ夏祭り楽しめないなんて寂しいじゃないですか!」
シルフィー「はい、パピヨンさんの事を思って計画したんですよ?」
パピヨン「…………え、待って待って。思ってた反応とちょっと違う」
……うわ、ちょっと恥ずかしい。別に遠征なんて大したことじゃないのに……。
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