641: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/06/12(水) 00:54:17.55 ID:q8ximHrP0
――と、いう訳で早速四人の花火大会がスタートした!
パピヨン「すっご!今の市販の花火ってこんなカラフルなんだ、結構やるじゃーん」
市販で買える花火なんて久しぶりで、幼い頃にやったそれの記憶と比べるとだいぶ進化しているなぁ。やっぱ成長してるね〜どこも。
シルフィー「パピヨンさんパピヨンさん、そろそろ打ち上げ花火やっちゃいませんか?」
パピヨン「おっ、いいねいいね〜。じゃあどんどん火を付けちゃおう!」
付属のチャッカマンで打ち上げ花火に火をつけると、暫くしてから大きな音と共に花火が打ちあがり、パーンパーンと夏の夜空に綺麗な円を描いた。
マンティ「わっ……!び、びっくりしたぁ……け、結構凄いですねぇ」
シルフィー「ほんと、凄いですね……」
連続で花火が打ちあがる。ほんと、全然夏祭りで打ち上げられるようなものと比べても……いや、流石にそれは嘘かも。ちゃんとした奴の方が大きいし、綺麗だし、音もデカいし……。
……でも、こういうのも良いな。雰囲気あって。皆で見れるし。
ライム「パピヨンさん」
パピヨン「ん?」
打ち上げ花火がまだ続いている中、隣で座っているライムが話しかけてくる。
ライム「エルムステークス、応援していますよ。私応援していますから、テレビでもちゃんと観させて貰いますね!」
パピヨン「うげっ……別にいいでしょ、そんな応援とか。そっちはそっちで練習しなって」
ライム「いえいえ、ライバルの試合を確認するのも立派な練習ですよ。貴方ほどのウマ娘をマークしないなんて、怠慢ですよ怠慢」
……相変わらずこの子はアタシに対してこんなことばかり。そんな期待、アタシには荷が重いし背負いきれないんだけど……。
……でも。
ライム「じゃ、そんな期待に応えないとね。どう?優しいでしょアタシ」
1002Res/560.61 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20