520: ◆OX0aJKbZO.0H[saga]
2024/05/12(日) 00:14:28.23 ID:sAgW740n0
パピヨン「…………」
『……』
……なんだか、本当にお手本のようなトレーナーとそのウマ娘だと感じた。
パピヨン「……ジャパンダートダービー」
『……一応言っておくけどパピヨン。キミは』
パピヨン「分かってる、分かってるって……距離的に絶対無理だし、そもそも出れないでしょアタシじゃ」
これまで4戦2勝、出走登録自体は出来るだろうが……他に出るウマ娘も多い、抽選が必須になりそうだ。
パピヨン「ライムは次のG1に向けて練習、シルフィーはオークスに勝って秋華賞へ」
……アタシの周りG1勝ってる子多くない?と、そんなことを言いたげな目。
『ならキミも早くその仲間入りをしよう。次の目標もしっかり定めて、練習をすれば……きっと勝てるさ』
練習をすれば絶対に勝てるわけじゃないけど、それは無駄にならない。キミは理解しているだろう?
パピヨン「分かってるよ、お兄さん」
ライトレ「はは、なぁにそもそも2000mを走り切れるか不安になったときはちょっと長いマイルだと思えばしっかり走れるだろう!」
ライム「……ちょっと長いマイル?」
ライトレ「ちょっと長いマイルだ!走れないことはない、そう思うことでメンタルもカバーだ!」
おおっとなんだか遠くで愉快な話題が出てきた。
パピヨン「あ、やっばこっちに近づいてくる……撤退撤退。逃げるよお兄さん!」
『ああ!』
――アンパンと牛乳を両手に持ち、【貴方】とパピヨンはその場から逃げ出した!
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