176: ◆OX0aJKbZO.0H
2024/03/11(月) 20:06:52.57 ID:s8E5ixYx0
ライム「はっ、はぁ……よし!」
パピヨン「――はぁ、はぁ……ぅ、くぁ、はっ……」
5バ身。それがステラライムとの差だった。ヘトヘトになりながら今ゴールしたシルヴァーパピヨンは、ゆっくりと止まり体全てを使って息を整えている。
『パピヨン!』
【貴方】は急いで彼女の元に駆け寄る。
パピヨン「はっ、はーっ……ぅ、おにいさん、必死な顔……情けな」
『無理して喋るな、いいから』
ライトレ「……走っただけでその体力の消耗、やはりシルヴァーパピヨンは――」
『それでも、走り切りましたよ』
ライトレ「はい?」
『彼女はしっかり1600mを走り切りました、確かに何もかも使い切った走りでしたが……彼女は走れるんです、1600を』
ライトレ「っ。貴方はシルヴァーパピヨンに怪我をさせるつもりですか!貴方のワガママで選手生命を……!」
『アドバイスありがとうございます。今回の件は……こちらとしても色々と考えさせてもらいます』
今回は並走トレーニングありがとうございました、こちらにとっていい経験になりました。
そう言って【貴方】はシルヴァーパピヨンを抱えて保健室に向かった。
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