剣聖が鍛冶屋を営むようです
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94:名無しNIPPER[saga]
2024/03/12(火) 09:55:39.12 ID:bykS1aeaO
なんやかんやあって従業員が三人になった。
当初は二人採用できれば御の字だと思っていたが、まさか三人も雇えるとは思わなんだ。
サイン済みの契約書を預かったステラは、嬉しそうにそれを鞄に仕舞い込む。時間が空いた時にネージュの分も含めて写しを取る予定だ。
そしてそれをギルドの金庫にぶち込む。この契約書が消滅したら契約そのものが無くなってしまうのだ。念には念を入れるべきだ。お互いのために。

さて。契約も終わったことだし、今後のために渡したい物がある。ネージュにも渡しそびれていたからちょうどいい。ステラはステラはそう言って麻袋を取り出した。

三人はステラの言葉に目をパチクリとさせる。麻袋を机に置くとゴトリと鳴った。喜んでくれればいいのだが。

「なんですかこれ。私にも渡したかったって言ってましたけど」

何と言われたら金としか言えない。より正確に言うなら手付金だろうか。
ネージュたちはこれからこのお店で働いてもらうわけだが、契約書に記載した通り給料日は毎月一日である。つまり、次の支払いは来月だ。
ネージュは言わずもがな、モニカやサンドラだって金に困っているはずだ。困窮していなければこんな仕事をやろうと思わないだろう。

契約は成立した。そしてこちらにはその契約を遵守する意志がある。それを理解、納得し、貢献してもらうための先行投資と思ってもらって差し支えない。


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