剣聖が鍛冶屋を営むようです
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81:名無しNIPPER[saga]
2024/03/03(日) 15:46:40.64 ID:IxWBNqBaO
「そういうことです…。ただのお見合い。されどお見合い。これで縁談が纏まるわけではありませんが、相手はどうやら相当乗り気のようでして…。…一生添い遂げる方ですもの。契りを結ぶ相手は私がこの眼(まなこ)で見定め、私の意志で選びたいと、幼子の頃から思っています。なので家出しました」

なるほど。であればこのままこの店に迎えるのは政争に巻き込まれる可能性もワンチャンあるようだ。サンドラの採用は見送ることにしよう。

「ちょいちょいちょーい!?今の流れでそれは人の心がありませんわ!貴方、滅龍の剣聖なんでしょう!?どうかお助けくださいまし!!!」

サンドラが焦りに焦ったところで、ステラは小さく笑う。今のは場を和ませるジョークである。落ち着きたまえ。

「ジョーク!?その割には凄い嫌そうな顔してましたわよ!??」

まあ嫌だし面倒くさいことになりそうだとげんなりしているのは事実だ。だが、龍帝とまた殺し合うのに比べれば赤子の手を捻るようなもの。
最悪、シュラーク家とケーファー家双方に歴史から抹消されたくなければサンドラに関与するなと警告すりゃいいのだ。
こうすれば余計なちょっかいは掛けられない。サンドラだって楽に生きれるだろう。

「ああ…特例上位クラスが皆狂ってるってそういう…」

ステラの楽しそうな表情を見たサンドラはそう呟き、頭を抱えた。


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