アイマス×俺ガイルSS プロデューサー八幡とアイドル達の日常
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◆YYjyt422CY
[saga]
2024/01/25(木) 21:10:18.73 ID:IOoLhGuF0
(こんな感じなのに大人っぽいところはちゃんと持ってるから、人気もあるんだろうな)
「あ、そうだ。お前に1つ聞こうと思ってたことがあったんだ」
「私にですか?別にいいですけど」
「需要と供給ってわかるよな?」
「ええ。どれくらい欲しがられているのかと、どれくらい渡せるかってことですよね」
「まあ、そんなとこだ。マスクの値段が一時期、高騰していたのも世間からの需要が増えたが、供給が追い付かなったことが原因だな。食料の値段の変動とかも大いに関係する」
「たくさん採れたら安くなるけど、あんまり採れないと高くなるってことですよね。
えっと、比企谷さんは私に何が聞きたいんですか?」
「いやな。例えば需要が大きいものに対してお前は供給をどうするべきだと思う?」
「え?うーん。ものによるとは思いますが、供給量が増やせるのなら増やした方がいいんじゃないかな、とは思います」
「そうか。それならよかった」
「えっと、話が見えてこないんですけど」
風花は少々困惑した表情で八幡を見つめる。八幡はそんな風花を見て、にやりと悪い笑みを浮かべた。風花はこれまでの付き合いから自分が何かに引っかかってしまったのではないかと警戒を高めた。
「実はな。お前の水着グラビアの需要がめちゃくちゃデカいんだ」
「やっぱりそういう話につながるんじゃないですか!」
「俺もお前たちが嫌がることは極力やらせたくはないが、ここまで人気が大きいとな…」
「断ってくれてもいいじゃないですか!」
「これでもかなり、調整はしてるんだ。だが、それでもオファーは減らないし、SNSでもお前の水着を見たいって意見は散見されるしな」
「で、でも」
「『なんでもする』んだよな?」
「!比企谷さん、まさか」
風花は『やられた!』といった顔をした。
「いや、言ったのは豊川だろ?需要の話はともかく、そっちは完全に自滅じゃねえか」
「なんだあんなこと言ったの、私!比企谷さんを前に迂闊!」
風花は今度は頭を抱え、うんうん唸り始めた。八幡はその様子を黙ってみていた。
「知るかよ。というか俺の前じゃなくても迂闊だから。俺だけ悪いな言い方しないでね」
風花はハッ、と何かを思い浮かんだのか笑顔になったり、顔を赤くしたり、百面相のようになっていた。
「どうしたんだ、豊川?悪いものでも食ったのか?」
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