デジタルモンスター研究報告会 season2 エピローグ
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98: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/11(日) 22:17:53.85 ID:sQ1O3fn5O
「君達バイオシミュレーション研究所のセキュリティチームは、デジモンを失敗作として切り捨てない。たとえ弱いデジモンや、指示を聞かないデジモンであっても…、その長所を見出し、それらを組み合わせて敵に立ち向かった。だから君達はAAAに勝てた。そうだね?ケン」

…。
うん。私もそう思うよ、メガ。

以下略 AAS



99: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/11(日) 22:29:54.94 ID:sQ1O3fn5O
「二度目の戦いもそうだった。クレカ事件の後、クラッカーが僕達のサーバーへ攻めてきたとき、最後に戦場に残っていたのはプラチナスカモンだった。だけどAAAはプラチナスカモンへ破壊命令を出さずに、退却命令を出した。何故だと思う?」

…なぜ?

「おそらく…価値を比べたからだよ、ケン。僕達のサーバーを破壊して、プラチナスカモンを道連れにされて失うことよりも。僕達にトドメを刺せる絶好の機会を手放してでも、プラチナスカモンを生還させることをAAAは選んだんだ」
以下略 AAS



100:名無しNIPPER[sage]
2024/02/11(日) 22:31:33.10 ID:gaLh2Ya/0
一番必要だから一番愛するか


101: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/11(日) 22:39:19.31 ID:sQ1O3fn5O
「だから、そう。AAAは…、野生デジモンを利用しているんじゃなく、自分で作り上げたデジモンに対しては、『道具として』明確に愛情を持っている、はずだ」

道具として愛情を…?

「そうさ。自作のパソコンを愛機と呼んだり、自慢の車を愛車と呼んだりすることがあるでしょ。人間は道具を、道具として愛せるんだよ。だからデジモンを道具扱いすることは、愛情を持っていないということじゃないんだ」
以下略 AAS



102: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/11(日) 22:45:16.20 ID:sQ1O3fn5O
「軽蔑したかな?僕達のこと、デジタルアソートのことを」

…正直に言う。
私は、デジタルアソートのようにはなりたくない。

以下略 AAS



103: ◆VLsOpQtFCs[saga]
2024/02/11(日) 22:46:03.08 ID:sQ1O3fn5O
続く


104:名無しNIPPER[sage]
2024/02/11(日) 22:46:42.12 ID:ml2e1sKe0



105:名無しNIPPER[sage]
2024/02/11(日) 22:50:12.61 ID:ml2e1sKe0

当の子供達はお仕事して飯食って勉強して運動するって生活自体はどちらにいても変わらなそうだし気にしてないのかねえ


106:名無しNIPPER[sage]
2024/02/11(日) 23:06:54.16 ID:EXyred8G0

部分的にアニメとかの世界観に近かったらどうなってたんだろうと思っちゃう話だな……


107:名無しNIPPER[sage]
2024/02/12(月) 00:30:04.51 ID:M4oJJ5yx0



108:名無しNIPPER[sage]
2024/02/12(月) 12:03:08.66 ID:wexGyLwNo
クラッカー側も失いたくない優先順位付ける辺りデジモン作るのそれなりに大変なのね


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