【FGO/SS】本当はあったFGOハロウィン2023
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219:名無しNIPPER[saga]
2024/04/16(火) 00:01:21.98 ID:6qqWpB4R0
第13■■:真実の開示
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回想シーン:中国・唐 高楼にて・・・・


ヒュゥゥ〜〜ン・・・・

吉備真備「あ〜あぁぁ・・・ほんとどうしたものかなぁぁ〜〜・・・」

吉備真備「あの唐人め、僕が優れた知能を持ってるからってこんな所に閉じ込める事はないだろ。全くもう・・・・」

吉備真備「僕はただ唐の国で仲良く外交して、この地の文化や色んな事を学んでいこうと思っていたのに・・・」

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元正朝の霊亀2年・・・僕が21の才時に日の本の海の向こうにある唐の国に入唐し、そこで日の本と唐の国との異文化交流と共に留学勉強をするはずだった。

だけど唐の役人たちは僕が入唐するのを良しとせず、僕を捕まえて、こんな山と山に囲まれたとても高さのある牢屋に入れられちゃったんだ。

彼らの事は僕の術でどうにかなる保証はあるのだけど、当時はこちらが唐にきた身の為に迂闊に彼らを刺激する事など出来なかったんだ。

彼ら唐の役人たちを刺激させたらそれこそ日の本と唐との戦争は免れない。領土の大きい中国大陸にある唐と日の本とでは戦略的にも技術的にも、日の本のより上である事はこちらの予想はしていた。

それ故に僕は唐の役人たちの指示通りに動き、生きて出る者はいないという山の中にある高楼に閉じ込められ、こうして僕は高楼の中で暇を持て余しているって事なのさ。
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ドスンッ・・・ドスンッ・・・ドスンッ・・・ドスンッ・・・・

吉備真備「・・・‥ん?」


鬼(阿倍仲麻呂)「・・・・・・・・・」ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ・・・・

吉備真備「!。(アイツか・・・確かこの高楼には不気味な鬼が潜んでいると聞いており、役人たちが言うに高楼から生きて出る者はいない理由がそれであり、)」

吉備真備「(その鬼が高楼から逃げる者らを丸呑みしているとか否かと聞いてはいるが、念の為に僕の姿を隠しておいた方が良さそうだ・・・)」

シュンシュンッ、フワァァンッ・・・・・・・


ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ、ドスンッ・・・・

鬼(阿倍仲麻呂)「・・・・???」キョロキョロキョロ・・・・


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