【シャニマス×ダンガンロンパ】シャイニーダンガンロンパv3 空を知らぬヒナたちよ【安価進行】Part.2
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109: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:00:36.65 ID:M+ISIvdH0

私が歓喜の両手を掲げると、お姉ちゃんは無防備になった私の両脇にがしりとしがみついた。
ギュッと強く、じんわりと抱きしめてきたのだ。

「えっ、ちょっ、お姉ちゃん?!」
以下略 AAS



110: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:02:12.40 ID:M+ISIvdH0

(……な、なに……今の、記憶は!?)

蕩けていた世界が段々とその形を取り戻していき、私はその場に片膝をついた。
前回の思い出しカメラで私たちが思い出したのは、むせかえるほどの不安感。
以下略 AAS



111: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:04:15.42 ID:M+ISIvdH0

にちか「でも……なんでこんな記憶を呼び覚ますの? モノクマは私たちに希望を抱かせるような真似を、なんで……?」

そのことが却って気味が悪い。
モノクマの策略はいずれも私たちを追い込むためにあるもののはずだ。
以下略 AAS



112: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:05:32.01 ID:M+ISIvdH0


甜花「そっか……今思い出した記憶のあとで……甜花のパパも、ママも……」

樹里「……チクショウ、趣味が悪いやり方をしやがって」
以下略 AAS



113: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:07:10.26 ID:M+ISIvdH0


凛世「すみません……この中に【イキガミ】について心当たりのあられる方はいらっしゃいますか……?」

透「【イキガミ】……そういえば私も今思い出した中で見たかも、それ」
以下略 AAS



114: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:08:44.31 ID:M+ISIvdH0

透「樋口、どした? なんか様子、変だけど」

円香「……違う」

以下略 AAS



115: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:11:42.72 ID:M+ISIvdH0
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

私が住むのはごく普通の一軒家。
書斎という名前が与えられてはいるものの、父の部屋として以上の機能はそこにはなく、扉も他の部屋と変わらないごく普通の一室だ。
パイル材の扉を手の甲で三度ノックすると、父から返事があった。すぐにノブを引いて、その中に一歩踏み込んだ。
以下略 AAS



116: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:12:59.05 ID:M+ISIvdH0

『イキガミだ……これをお前に』

『……は?』

以下略 AAS



117: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:13:47.36 ID:M+ISIvdH0

『だから、俺がイキガミを作ろうと思えばいつでも作れるんだよ』

『……』

以下略 AAS



118: ◆vqFdMa6h2.[saga]
2023/09/20(水) 22:14:53.32 ID:M+ISIvdH0

『親っていうのはそういう生きものなんだよ。自分たちの子供たちのためなら、法律を犯すことにも何の躊躇もない。必要なら人だって殺せる』

『今の俺にとって、円香のためにすべきことはこれしかない。これが俺のできる全てなんだよ』

以下略 AAS



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