日向「安価とコンマで依頼を解決する」七海「その2だって」
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◆DWp3lSnh.v3L
[saga]
2023/09/06(水) 22:53:24.13 ID:Dzpb4dCZ0
〜〜後日。超高校級の相談窓口の研究教室にて〜〜
あの後、朝日奈の苗木の部屋への不法侵入も彼女の親友である大神の力を借りて止めた俺と夢野は、事件の詳細を纏めるために俺の研究教室へと集まっていた。
日向「……よしっと、真宮寺に渡すレポートはこれで十分だろう。罪木と保健委員にも輸血用パックの管理をもっと厳重にするよう依頼を出したし、これであの「お守り」が誰かに悪用されることも無い筈だ」
夢野「んあ〜。すまんの。こんな後処理まで一緒にやらせてしまって」
日向「ふあぁ……。気にすんな。ここまでやって始めて「俺の仕事」は完了するんだ」
欠伸をしながらもそう答えた。ここ連日徹夜で部屋を張っていた俺は、当然の様に寝不足になっていた。……眠い。眠いが、自分が受けた依頼の仕事はキッチリとこなさなければ……
夢野「……日向よ、いや、日向先輩。ちょっとそこのソファーに横になるが良い」
日向「へ?」
夢野「良いから横になれ。ワシがとっときの回復魔法を掛けてやるわい」
訳も分らず俺は自分用のソファーに横になる。何が始まるのかと思いきや、突如として夢野が抱きつくように俺に覆い被さり、添い寝をしてきた。
日向「お、おい! お前何やって……!」
夢野「静かにせい。折角回復魔法を掛けてやっておるのじゃぞ。集中力が切れるじゃろうが」
日向「いやいやいやいやいや! これのどこが回復魔法だってんだ!?」
夢野「んあ? 立派な回復魔法じゃろうが。魔力の溢れたワシに抱きつかれておるんじゃぞ? 当然、お主の魔力の自然回復力は高まる。ついでにワシは丁度良い抱き枕を使って寝れる。一石二鳥じゃな」
夢野の柔らかくて小さな、華奢でまだ子供っぽさの残る身体の魅力が全身に伝わってくる。一年前の西園寺も、確かこんな体型だったっけと思いながら、俺は仕方なく、夢野が寝付くまでの間。彼女の抱き枕としての役目を果たしたのだった。
……ちなみにその後「お詫び」にやって来た茶柱に問答無用で投げ飛ばされて、気絶させられるのはまた別の話である。
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