古美門研介「こんな機会滅多にないぞ」黛真知子「自信がないのかしら?」
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8:名無しNIPPER[sage saga]
2023/08/30(水) 00:29:04.18 ID:7KMNvF/HO
「当事者の主張を聞いて結論を出したいと思います。申し立て人、安永メイさんから」

いよいよ審問は佳境だ。黛君が少女に促す。

「いいのよ、今の率直な気持ちを言えば」

ここが正念場だ。だからこそ、口を挟もう。

「子役・安永メイを演じてきた君は自分の言葉を持たないのかな?」
「そんなんじゃないけど……」
「私が代弁しよう。お母さんにこのような仕打ちをしたことをずっと後悔しているね」

弁護士は依頼者の代弁人でもある。示そう。

「留美子さんは過去に2度、自傷行為しました。違っていたら訂正してください」

確固たる事実。悪魔の証明になどならない。

「メイさんはその都度激しく動揺し、母のために必死に仕事に取り組み、危機を乗りこえてきたんです。今回もそうなると思いましたか、留美子さん?」
「そんな計算で自傷行為をしたとでも?」

あくまで推論だと主張するか。もう遅いぞ。


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