岡部倫太郎「俺はお前をひとりの女性として愛してる」牧瀬紅莉栖「なっ!?」
1- 20
3:名無しNIPPER[sage saga]
2023/07/27(木) 21:28:38.79 ID:vMiP45xiO
「いつでも一緒だったのだろう?」
「いや、さすがにトイレは……」
「なに……? 俺がトイレの最中に消えてしまったら一体どうするつもりなのだ?」
「消えてくれ……頼むから」

思わずそう吐き捨てると、岡部は自嘲して。

「お前が観測してくれないのなら、俺は消えて無くなるのだろうな」

その顔が悲しくて。切なくて。泣きそうだ。

「……卑怯よ」
「助手よ」
「……助手じゃない」
「クリスティーナよ」
「……ティーナでもない」
「紅莉栖」
「……なによ」

初めて見る真剣な表情で岡部は私を諭した。

「無理をする必要はないのだぞ」
「……それは、どういう意味?」
「俺がお前の世界から消えて無くなろうと、世界は存続し続ける。むしろ、他の世界線の記憶を保持する能力を身につけている人間など、存在自体が世界の危機みたいなものだ」

頭に来た。科学的じゃないし、支離滅裂だ。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
13Res/6.92 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice