岡部倫太郎「俺はお前をひとりの女性として愛してる」牧瀬紅莉栖「なっ!?」
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2:名無しNIPPER[sage saga]
2023/07/27(木) 21:27:23.30 ID:vMiP45xiO
「何を呆けている、変態」

誰も存在しない音もない虚無の世界の中で。
それはもしかしたら、他の世界線の記憶を保持している岡部が、記憶の濁流から自分の心を守ろうとしているのかも知れないけれど。
そう考えると、ここは岡部にとって避難所のような、安息の地なのかも知れないけれど。

それでも彼は私の声に反応して顔を上げた。

「お前、どうしてここに……?」

虚ろな視線を向ける岡部。やっと、逢えた。

「私が来たんじゃない。あんたが戻ろうとしているのよ。この世界から、シュタインズゲート世界線へ」

岡部だけが私の存在証明することが出来る。

「思い出して」

そのためには岡部自身の思いが大切なのだ。

「あんたが世界線を彷徨っている時、いつでも私が一緒だったこと」

何度も相談して。ようやく世界を変革した。

「それは……お便所でもか?」
「は?」

それなのに。どうしてそんなことを言うの?


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