【悲報】夢魔の集落に男一人で流れ着いてしまった【たすけて】【安価スレ】
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31:名無しNIPPER[saga]
2023/07/10(月) 00:24:47.90 ID:exccGw6FO
「れ、レディーとして当然のことをしたまでです!お礼なんて要りませんことよっ!!!」

「えへへー褒められちゃったー」

三者三様の反応を見せる妖狐族の子供たち。なんとも子供らしくて可愛らしいものだ。
ふと昔のことを思い出す。自分にもこんな子供っぽい頃はあったのだろうかと。
数秒ほど記憶を辿るも、孤児院の連中とどったんばったん大騒ぎしたり夜にこっそり抜け出して酒場で騒いでいる冒険者にぶつかり稽古を頼んだりと暴れ回っていた記憶しか掘り出せない。
面倒を見てくれたシスターには大層迷惑を掛けてしまった。今までの寄付でチャラになったとは思っていないが、少しでも足しになったなら幸いである。

「その時の貴方様の顔は…正直悍ましかったですわ。片目は抉り取れて中身が丸見えだったし、健在だったお目目は虚空を睨みつけたままだったし。オマケに剣が二本もお腹に刺さっていて、とても生きているとは思えませんでした。どうにかこうにか川から引き上げて剣を抜こうとしたら、肉がギチギチ剣に噛み付いて全然動かなくて。あれは流石のわたくしも泣きました」


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