38:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 19:50:10.29 ID:ZfoI9Jh90
アドルフの家
彡(゚)(゚)「ここがワイの部屋や」
(´・ω・`)「そういえば、アドルフの部屋に入るのは初めてだ」
彡(゚)(゚)「前はチビに邪魔されたしな」
39:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 19:51:02.24 ID:ZfoI9Jh90
(`-ω-´)「いやーアドルフ。これはすごいよ」
(´・ω・`)「いったい誰に教わったんだい?」
彡(゚)(゚)「独学やが」
(´・ω・`)「え?」
40:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 19:57:01.09 ID:ZfoI9Jh90
┗(゚)(゚)ミ┓┗(‘・ω・`)┓三三3
ボクとアドルフはよくリンツの市街を歩き回った
|苗| ( º言º) 「まるで犬小屋やな」\(゚)(゚)ミ(‘・ω・` ;)
そしてアドルフは目につく建物を必ず批評した
41:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 19:58:54.37 ID:ZfoI9Jh90
アドルフの家
(*^◯^*)「アドルフ、手紙が来てるわよ」
(*^◯^*)ノ「あとコレ、クビツェク君と食べなさい」
彡(゚)(゚)ノ「サンキュー マッマ!」
42:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:01:05.87 ID:ZfoI9Jh90
アドルフの部屋の前
コンコン!
「だれや?」
43:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:03:00.16 ID:ZfoI9Jh90
ボクたちはヴィルトヴェルク城に遊びにきていた
(´・ω・`)「所々、壊れてるけど……」
(´ᴖωᴖ`)「やっぱりお城は男のロマンだよね」
44:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:05:26.69 ID:ZfoI9Jh90
アドルフの都市改造計画には他にも
リヒテンベルクの山に鉄道を通し、ホテルを建てる案や
ウィーンのステファン大聖堂を眺めることができる鉄骨製の展望台
ドナウ川に掛かるアーチ状の橋
45:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:06:54.38 ID:ZfoI9Jh90
彡(゚)(゚)「なんや 今日は劇場やっとらんやんけ」
( ´-ω-` )「そっか残念…じゃ帰ろうか」
彡(-)(-)「しゃあないな…」
彡(゚)(゚)「ん!?」
46:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:09:33.10 ID:ZfoI9Jh90
彡(゚)(゚)「新築を建てる案はええが費用がかかり過ぎるで」
(´・ω・`; )「みすぼらしい服で豪邸に住むことになるね」
( ;´-ω-` )「かっこわるい…」
47:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:11:03.72 ID:ZfoI9Jh90
( ¯灬¯ )「クビツェク、椅子の脚をとっておくれ」
(`・ω・´)っ「はい父さん」
ガラガラ
( ¯灬¯ )「ん、だれだ? 納品日は明後日の筈だが…」
48:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/03(月) 20:12:40.33 ID:ZfoI9Jh90
一九〇六年の五月から六月にかけて
アドルフはウィーンに滞在していた
( ¯灬¯ )「おーいクビツェク、ヒトラー君から絵葉書が届いているぞ」
(´ᴖωᴖ`)「え、ほんと!?」
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