わが友ヒトラー
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13:nanashi ◆tr.t4dJfuU[sage saga]
2023/07/02(日) 20:37:03.58 ID:CBP3hse70
ボクの家の前

( ;´-ω-` )「やっと家に着いた…もうクタクタだよ」
(∗ 'ω' ∗)「クビツェクどうしたの?びしょ濡れじゃない」

(´・ω・`)「あ お母さん 写真館から帰ったんだね」
(∗ 'ω' ∗)「あら そちらのかたは?」

彡(•)(•)「私はアドルフ・ヒトラーと申します」
彡(•)(•)「いつもクビツェクさんとは楽しく過ごさせて頂いています」

(∗ 'ω' ∗)「これはご丁寧に」

(´・ω・`) .。oO(役者モードのアドルフ……)
よくぞまあ、ここまで見事に演じ分けができるよ

彡(^)(^)「いや〜 お若く綺麗ですなぁ!」
彡(^)(^)「写真館の方もきっとよいお仕事をなされたに違いない!」

Σ(∗ 'ω' ∗)「あらお上手!」

生真面目な男
それがアドルフと短い時間で関わった人間が持つ彼の印象だ

彡(-)(-)「それでは私はこの辺で失礼します」

彡(゚)(゚)/「ほな、またな クビツェク」
(´・ω・`)ノ"「うん またね」

(∗ 'ω' ∗)「彼がいつも話してくれるアドルフ君?」
(´・ω・`)「うん そうだよ」

(∗ 'ω' ∗)「すごい目をしている子ね!」

母の言葉には、称賛よりも驚嘆がこもっていた

(´・ω・`) .。oO(アドルフはたしかに雄弁である)
でも、アドルフの口から発せられる百の言葉はあまりに壮大で
すべて、虚構か妄想のたぐいにすぎなかった

それでも、彼の言葉に説得力があったのは……
アドルフのその目が本気であると訴えていたからだと思う


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