笠原「西村さんも好きになった」
1- 20
25:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:23:32.81 ID:J/mDQ71j0
「茜ちゃん、モテモテだね…。」
後ろの安達さんが口を挟んだ。
「えっ、そうかな……?」
「まぁ、西村さんはかっこいいからね!」
「ふんっ、まだまだね高田くん……!西村さんはたしかにかっこいいけど、かわいいところもあるのよ。」
「わ、わかってるよ!他にもおさげ村さんのときはかわいくて、浴衣村さんのときはもっとかわいかったもん!」
私は浴衣姿の西村さんを見たことがないため、少しだけ羨ましいと思ってしまった。
「くっ、……なかなかやるわね…。」
「笠原さんもね。…まさか西村さんの良さがわかる人が現れるとは思わなかったし………」
「あの…………。」
「あっ、勘違いしないでね西村さん!西村さんの良さがわかるのは僕だけだと思ってただけで!西村さんの魅力は万人受けするくらい魅力的だから!」
「いや、そんなこと気にしてないから………///」カァァ
「甘いわ、高田くん。そんな当たり前のこと言っても、私には勝てないわよ!」
「ふっ、これはほんの挨拶代わりだよ!西村さんのいいところで山手線ゲームでもする?まあ、僕が勝つけど!」
「望むところよ!ただし、審査するのは西村さんを指名するけど、いいわよね?」
「う、うん…いいけど………///」テレテレ
「じゃあ正しかったら腕を頭にあげて丸を作って丸って言ってね!!」
「………いいわね、それ。」
こうして、高田くんと私の西村さんのいいところで山手線ゲームすることになった。
「先行は僕だよ!かわいい!」
「ま、丸っ………///」
「次は私ね。きれい。」
「ま、丸っ………///」
ぱんぱん
「優しい!」
「丸っ……。」
ぱんぱん
「包容力がある。」
「丸っ……。」
「かっこいい!」
「丸っ……///」
「気づかいができる。」
「丸っ……///」
「こっからは本気でいくよ!」
「望むところよ!」
「居てくれるだけで落ち着く!」
「えっ?……///」
「肌がすべすべしてて気持ちいい。」
「そ、そうなの?……///」
「最終奥義だ!呪いのアイテムを作れる!」
「え、それ高田くんが言ってるだけじゃ………」
「私も奥義よ!くちびるが柔らかい!」
「ちょっとふたりとも……………///」
「あの、口挟んで悪いんだけど………」
安達さんが間に入ってきた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
32Res/43.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice