24:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:17:56.43 ID:J/mDQ71j0
私は先生に日誌を渡して、職員室を後にした。そして図書室に向かった。
「おまたせー、悪いわね。待たせちゃって……。」
「全然いいよ!僕普段あんまり本読まないけど、面白い本があって夢中になってたから!」
「そ、そう。」
「それじゃあ帰ろっか。」
そして私たちは下校した。すると高田くんが口を開いた。
「それにしても日誌書くの結構遅かったね!なんかやってたの?」
「べ、別に……。あ、でも私のせいで遅れたのは事実かも…。」
「そうなの?笠原さん?」
「まあそうね。私のせいでもあるけど…。」
「どういうこと?」
高田くんが聞いてきたので答えた。
「ちょっとしたスキンシップを……ね?」ズイッ
私は西村さんの方へ身体を寄せ、肩を寄せた。
「………うん、そうだけど………恥ずかしいよ…笠原さん………///」カァァ
「あんたと私の仲じゃない……ほらほら、もっとくっついて…」
「ずるい!!笠原さん!」
私が西村さんとイチャイチャしてたのが気に入らないのか、高田くんが叫んだ。
「ふ…ふんっ、悔しかったら高田くんもやれば?まぁでもこれは女の子同士のスキンシップだから、男の子がやったら嫌われるかもしれないけど。」
西村さんは簡単に人を嫌わないということは知っていたけど、高田くんを牽制するには十分だった。
「むぅ〜〜〜っ………。」
そこに、西村さんが口を開いた。
「高田くん、笠原さんも……私のことがす…好き、なのはわかったから………笠原さん、悪いけど離れて………///」
「わかったわよ……。」スッ
私は照れてる西村さんに申し訳ないと思い、嫌われないように隣にズレた。
32Res/43.44 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20