23:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:11:01.06 ID:J/mDQ71j0
「ふぅ、終わったー!じゃあ………そうだなぁ、日誌も出したいし、今から10分間好きにしていいわ。」
(さすがに高田くんたちは図書室だし、誰にも見られないでしょ。)
「ありがとう、笠原さん。実は昨日、笠原さんの言う通りにキスする場所の意味調べたんだ……!」
「そ、そう………。」
私は猛烈にイヤな予感がしてきた。でも調べてくれたのはうれしかったし………、なんだか不思議な感覚に陥っていた。
「えーと、ちょっと待っててね………。」ポチポチ
「はいはい………。」
「あ、言っておくけどこんなことするのは笠原さんにだけだから…!じゃあいくよ!」
私は身構えて目を瞑ってしまったけど、幸か不幸か西村さんはまぶたにキスしてきた。
「えへへ。瞼はね、憧れを意味するんだって。」
「そ、そう………///」
「じゃあ次は……ちゅっ………………鼻は『大事にしたいから』なんだって………!」
いちいち説明しなくてもいいのに、西村さんは丁寧にキスしたあとに意味を付け加えた。
「も、もう5分経ったわよー………///」
私は恥ずかしかったけど、約束は約束だから、丁寧に時間を教えた。
「じゃあ次はおでこ。ちゅっ…………おでこは友愛?……って、友情でいいのかな?まあいいや。」
(いいんかい。)
「じゃあ最後はやっぱりここかな。………ちゅっ」
西村さんが最後に選んだのはほっぺだった。
「ほっぺは『親愛』だって。私と笠原さんにぴったりだね!」ニコーッ
なんだか悔しかったので私は西村さんにスマホを借りた。
「されてばっかじゃ悪いし、スマホ貸して。」
「? うん、いいよ。」
色んなサイトが開かれていたので、西村さんは本気で悩んでくれたんだなと思った。
「よし、決めた!ちょっと屈んでくれる?」
「うん、いいけど…………。」グイッ
ちゅっ
私は西村さんの髪にキスした。
「えーと、髪にしたときの意味は…………。」ポチポチ
「あんたは先に図書室に行ってて、私は職員室に日誌渡してくるから………///」テレッ
「あっ、うん。」
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