26:1 ◆wo2YGzppho[sage]
2023/06/05(月) 23:31:14.12 ID:J/mDQ71j0
「何よ?参加したいの?悪いけどだめよ。」
「そうだよ!だってこれは僕と笠原さんの勝負だから!」
「いや、そうじゃなくて………もう分かれ道だよ…。」
「あ…。」
「あ…。」
「そ、それじゃあ最後に、勝った方を西村さんに発表してもらいましょう。」
「イェーイ!!フゥーーーーッ!」
「えーと…勝ったのは………いません!…///」テレッ
「なんでなんで!?」
「そうよ、理由を教えて。」
「だって、海美ちゃんが割り込んでゲームは終わったんだし………どっちもよかったし、不公平になるから……。」
「「そんなぁ…。」」
私たちはふたりでがっかりした。
「でも僕、笠原さんと勝負しててとっても楽しかったよ!」
「ふんっ、私もよ。まぁ、私なら続いててももっと西村さんのいいところを言えたけど!」
「僕だって!」
「まあまあそのくらいにして………///」カァァ
西村さんが宥めたあと、私に言った。
「じゃあまた明日ね!笠原さん!」
「う、うん…また明日。」
「また明日も勝負しようね!笠原さん!」
「の、望むところよ……!」
「じゃあね、笠原さん。」
「またなー」
そうして、私はみんなとわかれた。
帰ったら、スマホをいじっているうちにご飯の時間になったのでご飯を食べて、お風呂に入って、寝るまでの自由時間がやってきた。
「今日は一日が楽しかったなー…。西村さんとスキンシップして、いっぱいキスされて、高田くんと言い争って………。」
「えへへ、やっぱり西村さんともっともっと仲良くなりたいな………。」ニコッ
「………でも西村さんの前だと、ついかっこよく振るまおうとしちゃうんだよなぁ……。」
「……まぁ、直さなくてもいいか。西村さんにとって私は特別らしいし……。」
「えへへ………。」ニヤニヤ
「その様子だと、何か進展あったみたいね!」バァーン
「えっ、ママ!?」
「ニヤニヤしてたしなんかあったでしょ?」
「ま、まぁあったっちゃあったけどぉ………。」オドオド
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