83: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/15(日) 12:21:25.26 ID:E7iRZ/bz0
侑「精神統一だってさ」
かすみ「精神統一?」
しずく「あれをすると、集中出来るそうなんです。大事な戦いの前にはいつもああしているそうですよ」
歩夢「大事な戦い……それじゃ……」
侑「うん。次の試合はせつ菜ちゃんにお願いしようってことになったんだ」
せつ菜「──……そう言うわけです」
せつ菜ちゃんが目を開けて、私たちのいるベンチへと歩いてくる。
侑「あ、ごめん……邪魔しちゃったかな?」
せつ菜「いえ、これくらいにしておこうと思っていたときに、ちょうど私の話をしているのが聞こえてきただけですよ。準備は整いました」
そう言うせつ菜ちゃんの表情は──普段の天真爛漫な雰囲気から一変、鋭さを感じさせる雰囲気を纏っている気がした。
バトルモードということかもしれない。
栞子「それでは、龍脈の場所へ移動しましょう」
侑「そうだね」
せつ菜「よろしくお願いします、栞子さん」
私たちは龍脈の場所へと移動を開始する。
🎹 🎹 🎹
フソウ島は、北側に港があり、そこから南に進んでいくと、ちょうど島の中央にポケモンコンテストのフソウ会場がある。
フソウ会場からさらに南に行くと、ホテルが立ち並ぶ宿泊施設の密集地があり──さらに、その南には……。
かすみ「海です〜〜〜!!」
かすみちゃんが目の前に広がる砂浜をご機嫌になって走り出す。
しずく「かすみさーん! 走ると危ないよー!」
かすみ「大丈夫大丈夫〜……わぁっ……!?」
しずく「言わんこっちゃない……」
早速、砂浜に足を取られて転ぶかすみちゃんを見て、しずくちゃんが肩を竦めながら、かすみちゃんの方へと駆けて行く。
私たちがやってきのは──フソウビーチと言われるフソウ島の南にある大きな砂浜だ。
歩夢「龍脈はこっちなんだよね?」
栞子「はい」
栞子ちゃんは“もえぎいろのたま”の輝きを見ながら頷く。
せつ菜「とりあえず、反応にしたがって進んでみましょうか」
侑「そうだね」
私たちは砂浜沿いに島の南東方面へと進んでいく。
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