70: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/14(土) 11:42:01.82 ID:p9JQiW5R0
かすみ「それじゃ、とりあえず次の龍脈を探しますか……?」
侑「いや……さすがに今日はもう休んだ方がいいかな。かすみちゃんもあのバトルの後に探索はきついだろうし」
歩夢「それじゃ、今日はコメコに泊まろっか」
リナ『それがいいかもしれないね』 || ╹ ◡ ╹ ||
せつ菜「私、ひとっ走り行って、宿がないか探してきますね!!」
言うが早いか、せつ菜先輩はコメコシティに向かって走り出してしまった。
侑「あ、せつ菜ちゃ……行っちゃった」
歩夢「私たちも行こっか」
かすみ「そうですねー……」
みんなでぞろぞろと移動しようとした、そのとき、
しずく「あ、ちょっと待ってください」
しず子が声をあげる。
かすみ「どしたの? しず子」
しずく「えっと……私とかすみさんは、少し用事があるので、先に行ってもらってもいいですか?」
かすみ「え?」
用事……? そんなのあったっけ……?
侑「構わないけど……暗くなる前には、コメコに来るんだよ? 夜の森は危ないから……」
しずく「はい、心得ています」
栞子「それでは……お先に失礼します」
歩夢「二人とも、また後でね」
皆さんは、かすみんたちを残して、コメコに向かって行ってしまった。
かすみ「……んで、用事って何? なんかコメコの森でやることなんてあったっけ?」
かすみんが小首を傾げながら訊ねると──急にしず子に抱きしめられた。
かすみ「し、しず子……?」
しずく「……もう、大丈夫だよ」
かすみ「いや、だから、何が……」
しずく「私しか居ないから」
かすみ「……ぇ……」
しずく「ホントは……泣くほど悔しいのに、我慢してることくらい……わかってるから」
かすみ「………………ぁ」
しず子にそう言われた途端──意識して考えないようにしていた感情が、どんどん胸の奥底から溢れ出してきて、
かすみ「…………ぅ…………ぐす…………」
ポロポロポロポロと涙が零れ出す。
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