68: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/14(土) 11:40:40.66 ID:p9JQiW5R0
それが決定打となり──ジュカインはその場で倒れてしまったのだった。
かすみ「え、な、なに……?」
ミア「……未来に攻撃してたみたいだね」
ミア子の言葉で、なんとなく何をされたのかを理解した。
かすみ「“みらい……よち”……」
ランジュ先輩は、逃げ回っていたように見えて……ラティオスに攻撃を設置させていたということだ。
かすみ「……あと……ちょっとだったのに……」
私は、思わず膝をついてしまった。
……そのとき、
ランジュ「……かすみーっ!!」
かすみ「わひゃぁっ!!?」
ランジュ先輩が抱き着いてきた。
かすみ「え、なに!? なんですか!?」
意味が解らず、目をぱちくりとさせてしまう。
ランジュ「かすみ、すごかったわ!! このランジュがこんなにギリギリの戦いを強いられるなんて思わなかった!! すっごく楽しいバトルだったわ!!」
かすみ「え……は、はぁ……」
ランジュ先輩は目をキラキラと輝かせながら、最初の態度が嘘のように、かすみんのことを賞賛していた。
ランジュ「ねぇ、またバトルしましょう! かすみとなら、また楽しいバトルが出来ると思うわ!」
かすみ「え、えっと……は、はい……?」
──ランジュ先輩は心の底から、またかすみんとバトルがしたいと言っていた。
なんというか……あまりに天真爛漫というか、無垢というか、その素直な言葉は……嘘というものを全く感じさせないものだったんです。
かすみ「……あ、あの……ランジュ先輩……そろそろ離してください。……かすみんたち、敵同士なんですから……」
ランジュ「あら、ランジュはもう敵とは思ってないんだけど……こんなに楽しいバトルが出来るなら、ランジュはかすみとお友達になりたいわ!」
かすみ「…………」
なんか調子狂いますねぇ……。
かすみ「とにかく……離してください……」
ランジュ「もう……仕方ないわねぇ……」
やっとの思いでランジュ先輩を引き剥がすのと同時に、かすみんたちのもとに──
しずく「かすみさん……!!」
しず子たちが駆け寄ってくる。
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