4: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/11(水) 14:12:26.20 ID:mgX0GYuD0
せつ菜「私も気になって……この間、彼方さんにお会いしたときに聞いてみたんですが、ウルトラスペースの中には、この世界で言う伝説のポケモンと呼ばれる存在が生息している世界もあるそうなんです!」
侑「そうなの!?」
思わずリナちゃんを見ると、
リナ『うん、あるよ。私たちはウルトラスペースゼロって呼んでた』 || ╹ᇫ╹ ||
そんな回答が返ってきた。
リナ『ウルトラスペースから何かの拍子にそういうポケモンたちが流れ込んでくる可能性は十分ある。そもそも、今鞠莉博士の手元にいるディアルガやパルキアも、ウルトラスペースから来たって博士は考えてたし』 || ╹ᇫ╹ ||
せつ菜「その話を聞いて、ますます信憑性が増してきました!! やっぱりファイヤーはいたんですね!!」
リナ『頻繁にホールが開く環境になってたから、起こり得ると思う』 || ╹ ◡ ╹ ||
せつ菜「というわけで……!! 侑さん歩夢さんと一緒に、伝説のポケモンを探しに行きたいなと思いまして、お声を掛けさせていただきました!!」
侑「なにそれ! めちゃくちゃ楽しそう……! なんか、ときめいてきちゃった……!」
「イブィ♪」
歩夢「確かに……珍しいポケモンに会えるなら、私も会ってみたいかも♪」
せつ菜「はい! お二人ならきっとそう言ってくれると思っていました! そして今から向かうのは、あそこです!!」
そう言ってせつ菜ちゃんは前方にある──大きな樹を指差す。
それは──オトノキ地方の中心に聳える大樹……。
侑「音ノ木……!」
歩夢「だから南に向かってたんだね」
せつ菜「はい!! なんでも最近、音ノ木の周辺ではポケモンの唸り声のようなものが聞こえることがあるそうなんです!!」
侑「それって……龍の咆哮……?」
せつ菜「という説も考えましたが……今はメテノの季節ではありません」
歩夢「じゃあ、その鳴き声は……」
せつ菜「はい!! 伝説のポケモンのものである可能性は十分にあると思います!!」
侑「あそこに伝説のポケモンが……!」
そう考えたら急にワクワクしてきた。
せつ菜「私たちで伝説のポケモンをこの目で確かめましょう!! そして、可能であれば戦って捕獲もしてみたいです!!」
侑「うん!! 行こう!! 音ノ木の頂上へ!! ウォーグル、お願い!!」
「ウォーーーッ!!!!」
侑「歩夢! 振り落とされないようにね!」
歩夢「う、うん! わかった!」
せつ菜「エアームドも、行きますよ!!」
「ムドーーーーッ!!!!」
私たちは音ノ木の頂上を目指します。
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