侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part3
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257: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:44:45.91 ID:Vp8VUFfr0

ミア「Stay there. Jigglypuff, "Gravity".」
 「プュッ」

栞子「ピィ! “じゅうりょく”です!」
 「ピィッ!!!」

 「リュリシイィィィィィ……!!!!」


ぐぐぐっと、レックウザの頭が下がっていく。


ミア「無駄だよ、2匹掛かりで“じゅうりょく”を発生させた」

ランジュ「ミア……!」

ミア「全く何やってるんだ……ボロボロじゃないか……ランジュらしくない」

ランジュ「ホントにね……!」


みんなが──駆けつけてくれた。

もう私はボロボロの満身創痍だけど──


侑「……みんなが居てくれれば……負ける気なんて、これっぽっちもしないよ……!」

 「──その……とおり、です……!」

侑「……!」


声に振り返ると──


せつ菜「……みんなが揃えば……負けることなんて、ありえませんよ……!」

侑「せつ菜ちゃん……!」


せつ菜ちゃんが足を引き摺りながら、こちらに歩み寄ってくる。


リナ『応急処置はした……でも、無理しないで』 || > _ <𝅝||
 「フィオ〜」「ウニャァ〜」

せつ菜「いえ……寝てなんていられませんよ……皆さんが、いるんですから……!」


これで──全員、揃った。

すごいなと思った。

あんなに絶望的な戦いだったのに、強さを見せつけられたのに、負ける気なんて、これっぽっちもしなかった。

そして、そんな私の気持ちに呼応するかのように──


 「ブィッ…!!!」


イーブイの体が光り輝く。


侑「……うん!」
 「ブイッ!!!!」


イーブイが構えるのを見て、


 「キリュリリュリシイィィィィィ……!!!!」


レックウザもその身に風を纏う。

“ガリョウテンセイ”の構え。

その威力は何度も見たけど──



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