255: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:43:02.44 ID:Vp8VUFfr0
ランジュ「っ゛……ぅ゛……」
侑「ぐ……っ……」
二人で地面を転がる。
ランジュ「……っ……氷の壁のお陰で……威力がちょっと減った、みたいね……」
侑「大丈夫……? ランジュ、ちゃん……っ……」
ランジュ「お陰様で……ね……」
ランジュちゃんは腕を押さえながらよろよろと立ち上がる。
ランジュ「でも……任せてくれれば、ランジュが……片づけておいたのに……」
侑「あはは、ごめん……心配でさ……」
二人で立ち上がると──
「キリュリリュリシイィィィィィ…!!!!」
レックウザがこちらを見下ろしていた。
そして、
「キリュリリュリシイ…キリュリリュリシィ…」
何かを語りかけてくる。
ランジュ「……ふふ……何言ってるかわかる……?」
侑「……なんとなくは……」
「諦めろ」とか、「力の差は歴然だ」とか、「やはり思ったとおりだ」とか……きっとそういう感じの内容なんだと思う。
でも──
侑「諦めないよ……」
だって、私には──
「ブイ…!!」
侑「まだ、一緒に戦うポケモンが──相棒がいるから……」
「…………。キリュリリュリシィ…」
レックウザが身に風を纏う。恐らく──“ガリョウテンセイ”。
「キリュリリュリシイィィィィィ…」
レックウザがこちらに狙いを定める。
でも、諦める気なんて、さらさら起きなかった。
だって──
侑「……まだ、私たちには……仲間がいるから……!!」
レックウザが、飛び出そうとした瞬間──
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