235: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/21(土) 12:24:32.20 ID:Vp8VUFfr0
仲間たちは、力強く頷く。
それに応えるように私も頷く。
栞子「わかりました……力をお見せします。人とポケモンの──キズナの力を」
「キリュル、リリュリシィ、キリュリリュリシィ」 (ならば巫女よ。力を返せ。その者たちが全力の私に勝てれば、貴様の言葉を信じ、私はこの地を去ろう)
栞子「……皆さん、龍神様に全ての力をお返しします。……よろしいですか?」
皆さんに訊ねると──
ミア「まあ、そうなるよね」
しずく「示す以上、全力を上回らないと証明になりませんからね」
せつ菜「むしろ望むところです!! 人とポケモンの可能性……見せてあげましょう!!」
ランジュ「ま、力が戻ったところでランジュは負けないけどね!」
かすみ「相変わらず自信満々ですねぇ……でも、負けるつもりがないのは、かすみんも同じですけどねっ!」
リナ『繋がる明日のために……私も戦う!』 || > ◡ < ||
侑「大丈夫! ポケモンたちとのキズナがあれば……絶対に負けないから!!」
「イッブィ!!!」
歩夢「栞子ちゃん」
歩夢さんが、歩み出て私の手を握る。
歩夢「……みんなで、前に進もう。人と……ポケモンと……この世界を生きる、全てのために……」
栞子「……はい!」
私は龍神様に振り返り──
栞子「……力を、お返しします」
手の平に“もえぎいろのたま”を乗せ──龍神様に向かって、差し出した。
🎹 🎹 🎹
栞子ちゃんの手から“もえぎいろのたま”が浮かび上がり──
「キリュリリュリシイ…!!!」
レックウザの体の中に吸い込まれていく──珠が完全に取り込まれると、眩い光に包まれる。
「キリュリリュリシイィィィィィ!!!!!」
雄叫びと共に、光を破るようにして現れたレックウザは、先ほどまでとは違った容姿になっていた。
顎が幅広な刃状になり、その顎や角からは、黄色い光を放つ長い髭が流れるように伸びている。
そして、それと同時に、周囲に先ほどよりも強い風が火道内に吹き荒れ始める。
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