23: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/12(木) 12:01:48.56 ID:7Lt++ad/0
「ピィ…」
ピィが一緒に眠っている。
侑「この子が翡翠の巫女……」
歩夢「え……? 侑ちゃん、なんでそのこと……」
侑「歩夢……そのことについて、ちょっと聞いて欲しい話があるんだ」
歩夢「聞いて欲しいこと……?」
🎹 🎹 🎹
歩夢「……そんなことになってたんだ……」
私は歩夢を部屋の外へ呼び、先ほどヨハネ博士にしたのと、同じ内容を説明した。
侑「それで……私とせつ菜ちゃんは薫子さんに協力することにしたんだけど……」
歩夢「もちろん、私も協力するよ。栞子ちゃんのこと……放っておけないし」
まだ部屋の中では栞子ちゃんが眠っているからか、声のボリュームを抑え気味にしながら、歩夢が協力の意思を伝えてくれる。
侑「わかった。それじゃ、せつ菜ちゃんにもそう伝えておくね」
歩夢「うん、お願いね。私はもう少し栞子ちゃんのこと見てるから……」
侑「了解。あ……栞子ちゃんの容態がよくなるまで、ここに泊まっていいってヨハネ博士が言ってたから」
歩夢「あ、そうなんだね。じゃあ、お言葉に甘えさせてもらおうかな……」
侑「うん。それじゃ、また後で様子見に来るね」
歩夢「はーい♪」
🎹 🎹 🎹
部屋を後にし──再び1階に戻ると、
善子「そういえば菜々、最近ポケモンリーグに行ってないって聞いたわよ」
せつ菜「あ、えっと……はい」
せつ菜ちゃんとヨハネ博士の会話が聞こえてきた。
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