197: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/19(木) 11:23:42.35 ID:aJfxqeWu0
ミア「同じ技なのに、さっきと違う使い方……!?」
リナ『自由な発想があれば可能性は無限大なんだって! 私は旅の中で知ったんだ!』 || > ◡ < ||
ミア「自由な……発想……」
リナ『ニャスパー!! 決めるよ!!』 || > ◡ < ||
「ウーーーニャァーーーーッ!!!!」
「プ、プユゥゥーーー…!!!」
ミア「こ、このままじゃ……!」
壁にプリンを押し付け、そのまま試合が決まるかと思ったそのとき、
ミア「……そうだ……!! プリン!! 思いっきり息を吸い込むんだ!!」
「プュッ…!!!!」
プリンが突然大きく息を吸い込んで──膨らみ始めた。
リナ『え!?』 || ? ᆷ ! ||
一気に巨大化していくプリン。どんどんどんどん大きく膨らみ──
「ウニャァッ!!!?」
フィールドの中央に居たニャスパーを巻き込んで押しつぶす。
いや、それどころか──
リナ『私たちのところまで来てる!?』 || ? ᆷ ! ||
侑「わ、わぁぁぁ!?」
ミア「って、プリン!? 膨らみすぎだよ!?」
菜々「わぁぁぁ!!? 審判席までぇぇ!!!?」
大きく膨らんだプリンは──このバトルフィールド全体を埋め尽くしてしまった。
侑「ぐ、ぐるじぃ……」
ミア「ぷ、プリン……も、元に戻るんだ……」
「プュ」
ミアちゃんの指示で、プリンから空気が抜け、ぷしゅるるるるると音を立てながら、風船のように縮んでいく。
そして、縮んだプリンの下から──
「…ウ、ウニャァ…」
潰されて目を回したニャスパーが居た。
菜々「……た、助かった……。……あ、あれ? ニャスパー……倒れてる……。……に、ニャスパー戦闘不能! プリンの勝ちです! よって、勝者ミアさん!」
ミア「か、勝った……」
リナ『うん……負けちゃった』 || > _ <𝅝||
ただ、結果は負けだけど──
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