侑「ポケットモンスター虹ヶ咲!」 Part3
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189: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/19(木) 11:17:40.87 ID:aJfxqeWu0

プラチナブロンドのあの髪はローズシティでは目立つと思うし……。

私たちは中央区まで移動し、聞き込みを始める。


侑「あの、すみませーん!」

通行人「ん? なにかな?」

侑「えっと、私と同じくらいの身長のプラチナブロンドの髪をした女の子を探してるんですけど……」

通行人「うーん……この辺りでは見てないかな……」

侑「そうですか……ありがとうございます」


数人同じ調子で聞き込みをしてはみたものの……。


侑「特に収獲はなしだね……」

リナ『ローズにはいないのかな……』 || ╹ᇫ╹ ||

侑「せめて、どっち方面に行ったかだけでもわかれば……」


こんなことなら、あのとき追いかけておくべきだった。

二人で手をこまねいていると──


 「──あれ? 侑さんとリナさん?」


声を掛けられる。


侑「え?」


振り返ると──


菜々「お二人もローズにいらしてたんですね」

侑「せつ菜ちゃん……?」
 「ブイ♪」


そこに居たのはせつ菜ちゃん──いや、カジュアルな服装で髪は三つ編みに、さらに眼鏡を掛けているから、今は菜々ちゃんモードのようだ。


リナ『せつ菜さん、セキレイにいたんじゃないの?』 || ╹ᇫ╹ ||

菜々「えっと……博士の手伝いをしていたら、「私を手伝ってないで、ちゃんと休みなさい」と言われたので……一旦家に戻ってきたんです。せっかくなので、少し街で買い物でもしようと思って」

侑「でも、なんで菜々ちゃんモード……?」

菜々「この街にいるときは、この格好の方が落ち着くんです。……それに、せつ菜として出歩くと……人の多い場所では目立つので……あはは」


確かに、ローズはセキレイ以上の人口密集地だ。

今もビルの立ち並ぶ街中を、人が行ったり来たりしている。

せつ菜ちゃんほどのトレーナーだと、目立ち過ぎてしまうのかもしれない。


菜々「ところで、お二人はどうしてローズに? 朝から姿が見えないとは思っていましたが……」

侑「あぁ、そうだった……えっとね」


私たちはせつ菜ちゃんに、事情を説明し始める。



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