188: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/19(木) 11:16:48.29 ID:aJfxqeWu0
リナ『それなのに私……何も知らないのに、無神経なこと言って……ミアちゃんのこと、傷つけちゃったかもしれない……』 || 𝅝• _ • ||
侑「リナちゃん……」
リナ『一人で抱え込んでるときって……周りの全てが自分の敵みたいに見える……。……そんなとき、私の場合は愛さんがいつも傍に居てくれたけど……ミアちゃんは今、一人で苦しんでる……。そう思ったら、私……放っておけなくて……』 || 𝅝• _ • ||
侑「……わかった。一緒にミアちゃんを探そう」
リナ『ホント……?』 || 𝅝• _ • ||
侑「もちろん。リナちゃんのお願いだもん! それに、私もミアちゃんのこと……心配だからさ」
リナ『……ありがとう! 侑さん……!』 || > ◡ <𝅝||
私たちは、ミアちゃんを探すことに決め、
侑「ウォーグル、出てきて」
「ウォーーッ!!!」
ウォーグルに乗って、空に飛び立つ。
侑「でも……探すって言っても、どこに行けばいいんだろう」
当たり前だけど、行き先を聞いているわけじゃない。ただ、この広いオトノキ地方を闇雲に探すというのも……。
リナ『ミアちゃん……あの様子だとランジュさんを探してるんじゃないかな』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「確かに……。……もしミアちゃんがランジュちゃんを探してるんだとしたら……」
リナ『ランジュさんの行き先がわからないなら、とりあえず近くの大きな街で探すと思う……』 || ╹ᇫ╹ ||
クリスタルケイヴから近い街というと──
侑「ローズシティ……」
リナ『もちろん、あくまで予想だから、いる保証はないけど……』 || ╹ _ ╹ ||
侑「どちらにしろ、ここで待ってても会えないのは間違いないよね。とりあえず、ローズに行ってみよう」
「ブイ」
リナ『うん!』 || > ◡ < ||
侑「ウォーグル、ローズシティまでお願い!」
「ウォーーグ!!!!」
私たちはローズシティに向かって飛び立つ──
🎹 🎹 🎹
──ローズシティにたどり着いた私たち。
侑「って言っても……ローズシティは広いよね」
「ブイ」
イーブイを上着の中に入れて、胸から顔だけ出ている状態にして、歩き始める。
リナ『外周区よりは中央区かな……。ミアちゃん、ポケモンを連れ歩いてはいなかったし……』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「とりあえず……聞き込みしてみようか」
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