186: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/19(木) 11:14:53.56 ID:aJfxqeWu0
ヨハネ博士の言葉に──『お気遣い感謝します』としずくちゃんが頭を下げる。
侑「それじゃ……明日1日は自由行動にしよっか」
栞子「自由行動……ですか……?」
歩夢「やっぱり……早く龍神様のところに行きたい?」
栞子「い、いえ……そういうわけではなくて……。……自由行動と言われても、一体何をすればいいのかと……」
かすみ「そういうことなら〜、セキレイデパートでお買い物しようよ〜! しお子に似合うアクセサリー、かすみんが選んであげる!」
栞子「あ、アクセサリーですか……?」
歩夢「それ楽しそう♪ 私も付いて行っていい?」
かすみ「もちろんです〜! 歩夢先輩も一緒に行きましょ〜!」
かすみちゃんたちがお買い物の予定を立てて盛り上がる中──
リナ『ねぇ、侑さん』 || ╹ᇫ╹ ||
リナちゃんが話しかけてくる。
侑「ん? なにかな?」
リナ『ちょっと……お願いがあるんだけど……』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「お願い?」
リナ『うん……連れて行って欲しい場所があるんだ』 || ╹ᇫ╹ ||
リナちゃんからお願い事なんて珍しいなと思いながら、私はリナちゃんの話に耳を傾ける──
🎹 🎹 🎹
──翌日。私がリナちゃんにお願いされて来た場所は……。
鞠莉「──Mia Taylor?」
リナ『うん。博士なら知ってるんじゃないかと思って』 || ╹ᇫ╹ ||
オハラ研究所──鞠莉博士のところだった。
リナちゃん曰く、鞠莉博士はお嬢様だから、人脈が広く、もしかしたら私たちが知らないようなことも知っているんじゃないかとのこと。
鞠莉「確か……あのテイラー家の次女よね」
リナ『うん』 || ╹ᇫ╹ ||
侑「そもそも、テイラー家ってどんなお家なんですか?」
私たちが知っていることと言えば、有名なポケモントレーナーの一家ということくらいだ。
あくまで、有名人だから知っている程度の知識でしかない。
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