169: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/18(水) 20:58:07.73 ID:1Gm0czzm0
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栞子「ウインディ! お願いします!」
「──ワォン」
私は灰色の体毛を身に纏った、ヒスイのすがたのウインディを繰り出す。
通常のウインディとは違って、体毛に火成岩の成分が含まれており、加えて岩で出来たツノを持っている、ほのお・いわタイプの姿です。
さらに頭には“ちからのハチマキ”を巻いて攻撃力を強化している。
対するランジュが繰り出したのは、
ランジュ「ギルガルド、行きなさい!」
「──ガルド」
剣と盾の体に霊魂を宿したおうけんポケモン、ギルガルド。
栞子「ウインディ!! “かえんぐるま”!!」
「ワォンッ」
ウインディが先制で炎を身に纏って、ギルガルドへ突進する。
──ガィンッ!! ウインディの硬い体毛と、ギルガルドの金属質の盾がぶつかり合い、硬い音を立てながら、弾き返される。
ノックバックしたウインディに、
ランジュ「“せいなるつるぎ”!!」
「ガルド…!!!」
「ワォンッ…!!!」
盾を除け、“ブレードフォルム”にチェンジした、ギルガルドの刃がウインディを斬り裂く。
栞子「怯まないでください……! “かえんほうしゃ”!!」
「ワォンッ…!!」
ウインディはすぐさま口に炎を宿し、ギルガルドに向かって放射する。
ですが、
ランジュ「“キングシールド”!!」
「ガルド」
再び、“シールドフォルム”に戻ったギルガルドは、自身の大きな盾で“かえんほうしゃ”を防いでしまう。
栞子「“キングシールド”には隙が出来ます……! もう一度!!」
「ワォーンッ…!!!!」
連続で“かえんほうしゃ”による攻撃。隙の出来たギルガルドに今度こそ直撃させられたと思ったが、
ランジュ「戻りなさい、ギルガルド!!」
「ガルド──」
ランジュは、冷静にギルガルドを控えに戻し、次のポケモンのボールを放る。
飛び出して、ギルガルドの代わりに“かえんほうしゃ”を受け止めるのは──
ランジュ「行きなさい、マリルリ!」
「──マリ」
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