148: ◆tdNJrUZxQg[saga]
2023/01/17(火) 12:14:49.60 ID:8ywSMszf0
「グゥオッ…!!!」
メガルカリオは咄嗟に、骨を杖のように突いて、転ばないように堪え──
ランジュ「“メガトンキック”!!」
「グゥォッ!!!!!」
「バァーースッ…!!!?」
咄嗟に攻撃手段を変えて、エースバーンを蹴り飛ばす。
歩夢「エースバーン……!?」
「バ、バーースッ…!!」
エースバーンは受け身を取ってすぐに起き上がるけど──このままじゃ、いけない……。
指示に集中したいのに──全身を走る違和感で、集中出来ない。
そのとき──
侑「──歩夢ーーー!! 頑張れーーー!!」
侑ちゃんの声が──響いた。
それは本当に文字通り──頭の中に、直接、ぐわんぐわんと響いていた。
聞こえ方がおかしかった。
でも──止まっちゃ……ダメ……。
負けたくない……。みんなのために──負けたくない……!
そう、強く、思った、瞬間──世界の色が、変わった。
🎀 🎀 🎀
世界が青白く光っていた。
ランジュ「ルーカーリーオー、“イーンーファーイートー”!」
何故か、ランジュちゃんがゆっくり喋っている。
そして──
「グーゥーォーッ」
メガルカリオがどこに攻撃しようとしているのかが──何故か、理解出来た。
ゆっくりと肉薄してきたメガルカリオが、エースバーンに向かって、両手両足を使った乱打を仕掛けてくる。
けど──
「バース」
頭で、メガルカリオが攻撃しようとしている場所を思い描くと──エースバーンはそれをヒョイヒョイと回避する。
ランジュ「什ー么ー……!?」
そして、頭の中で──今のタイミングなら、“ブレイズキック”が出来そう……と思うと、
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